親へのプレゼントを選ぶ時、
- 「欲しいものはない」と言われてしまった…
- 毎回、同じようなものになってしまう
- 特別なプレゼントがしたいけど、何を贈ったらいいかわからない…
と、悩んだことはありませんか?
そんなあなたにおすすめしたいのが、モノより思い出を贈る「体験型ギフト」です。
体験型ギフトなら、
など、モノとは違う魅力があります。
この記事では、作業療法士として、そして高齢の親を持つ一人として、おすすめする体験型ギフトを、さまざまな角度からご紹介します。
親の好みや体力、予算に合わせて選べる、とっておきの体験ギフトが、きっと見つかるはずです!
体験型ギフトとは?-モノとは違う、その魅力
体験型ギフトとは、旅行、食事、観劇、アクティビティなど、「体験」を贈るプレゼントのことです。
「体験型ギフト」の特徴
- 思い出に残る
モノとは違い、体験は記憶として長く心に残ります。時が経っても価値が失われることはありません。
- 思い出を共有できる
親と一緒に体験することで、思い出を共有し、親子の絆を深めることができます。
- 五感を刺激する
新しい場所を訪れたり、美味しいものを食べたり、美しい景色を見たりすることで、五感が刺激され、心が豊かになります。
- 選択肢が豊富
旅行、食事、エンタメ、趣味、リラクゼーションなど、さまざまなジャンルから選ぶことができます。
「体験型ギフト」が、高齢の親に喜ばれる理由
- 親子の絆が深まる
旅行先での出来事、一緒に見た映画の感想、美味しい料理の話…、
一緒に体験することで、自然と会話が生まれます。
- 心と体が元気になる
外出や活動の機会が増えると、体も自然と動きますよね。それに、新しい体験は、脳を刺激して、良い影響があると言われています。心と体が元気になるきっかけを、プレゼントできるかもしれません。
- 新しい「好き」が見つかるかも
新しい趣味を見つけたり、昔やりたかったことに挑戦したり、体験型ギフトは、親の「好き」を再発見するチャンスにもなります。生活にハリが出て、毎日がもっと楽しくなるかもしれませんね。
体験型ギフト- おすすめ20選
旅行
- 温泉旅行:バリアフリー対応の宿を選べば、足腰が弱ってきた親御さんでも◎。露天風呂付き客室や貸切風呂がある宿なら、周りを気にせず、ゆっくりと温泉を楽しむことができます。
- グルメ旅:親の好物や、思い出の味を求めて、全国各地を巡るのもいいですね。
- 観光地巡り:親が行きたがっていた場所や、思い出の場所を訪れましょう。
- テーマパーク:親の体力に合わせて、無理せず楽しみましょう。
- 自然を楽しむ旅:屋久島や白神山地など、自然豊かな場所で、リフレッシュ。
- 海外旅行:旅行に慣れている方におすすめ。初めてなら、ハワイや台湾など、日本語が通じる場所や、親日国を選ぶと安心です。
先日、知人はお母様とディズニーリゾートへ出かけ、ショーを満喫したそうです。シニア世代でも楽しめる方法は色々ありますね。
食事
- レストラン:個室のあるレストランや、景色の良いレストランを選び、特別な時間を演出しましょう。
- 料亭:日本庭園を眺めながらのお料理は、ちょっとした旅行気分も味わえますね。
- 出張シェフ:たまには贅沢に、自宅にシェフを招き、本格的な料理を作ってもらうのはいかがでしょうか。
- 料理教室:高齢の男性が参加しやすい教室も増えています。自宅で一緒に作ってみるのもいいですね。
エンタメ系
- コンサート:親の好きな歌手のコンサートが、家の近くで開催されていたら、チャンスです。
- 観劇:歌舞伎、ミュージカル、演劇など、親の好みに合わせて選びましょう。
- 美術館:親の好きな画家や、興味のあるテーマがあれば、アンテナを張っておきましょう。
- 映画:親の好きなジャンルの映画や、話題の映画を選びましょう。
- スポーツ観戦:好きなスポーツや、チームがあれば、なお◎。
その他
- 趣味の教室:陶芸体験、絵画教室など、親の趣味や、興味のあることに挑戦できる教室を探してみましょう。
- アクティビティ:クルージング、乗馬体験など、非日常的な体験をプレゼントするのも良いでしょう。
- リラクゼーション:エステ、マッサージなど、日頃の疲れを癒やすギフトも喜ばれます。
- 動物とのふれあい:ペットが飼えないけど、動物は好き。そんな方には、動物と触れ合える場所へ一緒に出かけるのも良いでしょう。
- 地域のイベント: 親の社会参加のきっかけとして、一緒に地域のボランティアや、サークルに参加するのもおすすめです。
私の地域では、ポストに会報誌が入るので、チェックしています。父親は「カラオケサークル」に参加するようになりました!
体験型ギフトの選び方- 4つのポイント
親の好み、興味を把握する
- 普段の会話や、最近親がハマっていること、昔好きだったことなどを参考に、親の好みや興味を探りましょう。
- 親が最近話していたこと、楽しそうにしていたことなどをメモしておくと、ヒントが見つかるかもしれません。
親の体力、体調を考慮する
- 体験の内容によっては、体力面への配慮が必要な場合があります。
- 無理のないスケジュールを組み、移動手段や休憩場所などを考慮しましょう。
予算を決める
- 体験型ギフトは、内容によって費用が大きく異なります。
- あらかじめ予算を決めておきましょう。
サプライズ?一緒に選ぶ?
- サプライズにする場合は、親の親しい友人や家族に、それとなく好みを聞いてみるのも良いでしょう。
- 好みがわからない場合、一緒に選ぶのも◎。
体験型ギフトの注意点
予約が必要な場合がある
- 人気の体験型ギフトや、週末・祝日などは、予約がすぐに埋まってしまうことがあります。
- 予約が必要なことを知らずに、当日行って体験できない、ということがないように事前に確認しておきましょう。
キャンセル料が発生する場合がある
- 予約を変更したり、キャンセルしたりする場合は、キャンセル料が発生することがあります。
- あらかじめ親の予定は十分に確認はしておきましょう。
天候に左右される場合がある
- 屋外でのアクティビティは、天候によって中止になることも。体験内容によっては、持ち物や服装の指定がある場合があるので確認しておきましょう。
- 中止になった場合、代替案を考えておくと安心して楽しめます。
親の体調変化に注意する
- 親が高齢の場合、当日になって体調が悪くなることも考えられます。
- 無理をして参加すると、かえって体調を悪化させてしまうこともあるので、中止か延期を。キャンセル料についても、確認しておくといいですね。
【まとめ】 – 特別な体験で、親を笑顔に
この記事では、「体験型ギフト」の特徴、選び方をご紹介しました。
「体験型ギフト」の主な特徴は、以下の4つです。
- 思い出に残る
- 思い出を共有できる
- 五感を刺激する
- 選択肢が豊富
そして、高齢の親に喜ばれる理由は、
- 親子の絆が深まる
- 心と体が元気になる
- 新しい「好き」が見つかるかも
「体験型ギフト」を選ぶ上で、大切なポイントは以下の通りです。
- 親の好み、興味を把握する
- 親の体力、体調を考慮する
- 予算を決める
- サプライズで贈る?好みが分からなければ一緒に選ぶのも◎
モノがあふれる時代だからこそ、「体験」というかけがえのない贈り物で、親孝行をしてみませんか?
ぜひ、親の喜ぶ顔を思い浮かべながら、あなたらしい「体験型ギフト」を選んでみてください。
ABOUT ME
40代・独身。高齢の両親と同居。
趣味はかぎ編みと水引アクセサリー作りで、コツコツとした作業が好き。
最小限の持ち物で、身軽に生きるのが理想。家族や友人との時間を大切にしたい。
夏はスイカ、それ以外の季節はさつまいもが主食に近い存在。